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2011年8月

FL/FR-101復活の日

 だいぶ以前に、知り合いの方の全面QRTとのことで、FL-101/FR-101ラインを譲って頂きました。元来きれい好きで几帳面な方がお使いになっていたこともあり、非常に綺麗なものでしたが、さすがに20年近く電源も入れていなかったとのこともあり、シャックに持ち込んでテストしてみましたが、一応送受信はできるものの手を入れないと運用できるレベルではなさそうでした。
 時間ができたら、整備でもと思いつつ乾燥剤を入れたロッカーに1年以上が立ってしまいましたが、やっと「復活の日」を迎え、新調の棚に設置してみました。

Fl_fr101_0022_2

 オークションでFT-101メンテナンスガイド(一部にFL/FR-101のメンテナンス記載もある)を手に入れたかったのですが、いつも高額となり、手が出せずにおりましたが、CQ出版社が、CD-ROM版で復活させたとの情報があり、1.8Kで一般販売をしていましたので、通販購入し手に入れ、とりあえず受信機だけでも復活させたと思い、久しぶりにリグを裸にしてみました。
 外見は綺麗でも、内部の半固定VR等は真っ黒になっており、調整のしようもない状況のため、まず交換しようとても、装着されているようなむき出しのVRはもはやなく、足の加工をしながら代替え品と交換となりました。LC回路のコアの調整も必要だとは思うのですが、うん十年前の経験を思い出すと、下手に廻すと、中のコアを割ってしまうことが結構ありましたので、基本的にこれは触らずに・・・という方針の元、調整を開始しましたが、SGやスペアナもありませんので、耳とSメータ、比較用のリグだけの手さぐりでしたが、どうも受信感度不足は、MIX回路のトリマ容量が経年変化によりズレ、これを調整すると、受信性能もTS-690と同等レベルになったようですので、良しとしました。本来なら全交換をすべきところなのかも知れませんが、何せ数が多いため、断念です。交換しなかったVR類は、接点復活材(余り使わない方が良いとの話も聞きますが・・・)を吹きかけガリは残っているものの、使用できるレベルになっています。

 FL-101の方は、電源投入前に目視確認とテスタを当てたところ、電解コンの容量抜けはなく、キャラメルコンのひび割れが2カ所ありましたので、代替え品への交換と、ダイオード不良1個、半固定VRの交換だけで、中和の調整もなしで、7MHzで120W程度のパワーが出るし、キャリア漏れもなく変調もまともに掛かりました。

 但し、トランシーブ運用をすると、受信機側のVFOで受信はできても送信ができないという問題が出ていますが、送信機側のVFOを使用すれば、問題なく送受信できるため、取り敢えず良しとしてしまいました。以前使用していたことのあるFT-401と比較しても、VFOの安定度は良く、いつのまにかにFズレが・・・ということもほとんど感じられませんし、デジタル表示もニキシー管が緑色に光って中々レトロな雰囲気を助長させてくれています。

 まだ、7MHzで2~3局の交信実績しかありませんが、これから少しずつ使って行こうとは思います。ただ、最近のリグを使ってしまうと、何をするにもパネルのダイヤルを廻して調整操作をする必要が出ます。いかに現在のリグが良くできているかが解ります。

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